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プロ5戦目5・30世界戦決定!田中「必ず最速王者になる」

[ 2015年3月24日 05:30 ]

世界初挑戦の田中(中央)と父の斉トレーナー(左)、畑中会長

WBO世界ミニマム級王座決定戦 同級2位・田中恒成―同級1位フリアン・イエドラス

(5月30日 愛知・パークアリーナ小牧)
 プロボクシングのWBO世界ミニマム級2位の田中恒成(19=畑中)が名古屋市内で会見し、同級1位のフリアン・イエドラス(26=メキシコ)との王座決定戦で世界初挑戦すると発表した。プロ5戦目で獲得すれば井上尚弥(大橋)の6戦目を抜いて国内最速記録となる。

 「(記録への挑戦が)現実になるとは思っていなかった。感謝したい。必ず世界チャンピオンになります」と宣言した。相手のイエドラスは右ファイターだが「自分のボクシングをやりたい」と自慢のスピードを見せつける決意だ。

 元WBC世界スーパーバンタム級王者の畑中清詞会長(48)は「最速記録を狙って挑んできた。全てにおいて(中部地区の)4人の世界王者より優れている」と自身のみならず、薬師寺保栄、飯田覚士、戸高秀樹を引き合いに出して自信満々だ。

 田中は岐阜・中京高で高校4冠を達成。卒業を待たずに13年11月にプロ転向。昨年春から中京大に進み、同10月のプロ4戦目で東洋太平洋ミニマム級王座を獲得した。“名古屋の怪物”がその真価を発揮する。

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2015年3月24日のニュース