31歳高山“同級生”に4団体制覇報告「みんなの応援が力に」
プロボクシングで日本初の主要4団体を制覇したIBF・WBO世界ミニマム級王者の高山勝成(31=仲里)が昨春から通う菊華高(愛知)の始業式で勝利を報告した。
会場のスクリーンで昨年大みそかの試合映像が流され、全校生徒と喜びを新たにし、4本のベルトを披露。10代の仲間から大きな拍手を浴び「みんなの応援が力になった」と感謝した。
同校では一定の業績を残した生徒を卒業時に表彰する制度があるが、4団体制覇はそれを超える偉業として異なる形での表彰を検討中。学内のスポーツ施設で高山がロードワークに使うコースを“高山ロード”と名付けて整備する構想も浮上している。
6日に発表された14年度のボクシング年間表彰選手選考会で殊勲賞受賞が決定。「ベストを尽くし、もう1つ、2つ上の賞をもらえるよう頑張りたい」と一層の奮起を誓った。
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