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大竹“突貫仕上げ”で耐久力アップ!スパーで軽快な動き披露

[ 2014年11月13日 05:30 ]

練習を公開し、ミット打ちをする大竹

WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 王者・スコット・クイッグ VS 挑戦者・大竹秀典

(11月22日 英リバプール)
 英国での世界挑戦を控える前日本スーパーバンタム級王者の大竹秀典(33=金子)が都内で4ラウンドのスパーリングを公開し、軽快な動きで好調ぶりをアピールした。

 試合が決まったのは約3週間前。準備期間が短く、スパーリングは普段の試合の半分の約80ラウンドしか消化できなかった。だが、今回は勤務先の飲食店から約1カ月の休暇をもらって練習だけに専念。後半勝負を想定して、14ラウンドのスパーリングもこなした。突貫工事ながらも「充実した練習ができた。耐久力が上がった」と仕上がりに自信を見せた。

 無敗の王者クイッグは、KO率70%超の強打者。過去に日本人が欧州で世界王座奪取に成功したことはない。完全アウェーの厳しい戦いが待ち受けるが「リングの仕事人」の異名を持つ33歳は「負けないメンタルをつくってきた」と言い切っていた。

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