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井上尚弥の弟・拓真 プロ転向「自分のライバルは兄」

[ 2013年10月13日 06:00 ]

プロ転向会見後に健闘を誓う(左から)父・真吾さん、兄・尚弥、井上拓真、大橋ジム会長

 史上最速タイのプロ4戦目で日本王座を獲得した井上尚弥(20)の弟・拓真(17=神奈川・綾瀬西高3年)が横浜市内の大橋ジムで会見を行い、プロ転向を表明した。

 11年全国高校総体王者などの実績を引っさげ、21日に後楽園ホールでWBA世界フライ級6位・村中優(フラッシュ赤羽)を相手にプロテストに挑戦する。

 アマチュアで五輪を目指す道もあったが「兄が刺激になって早くプロになりたいと思った」と決断した。階級は尚弥と同じライトフライ級で、合格すれば12月にデビューする予定。「誰が見ても面白い試合をやりたい。自分のライバルは兄」と言った弟に対し、尚弥も「弟の方がいいとならないように頑張る。2人で世界を獲りたい」と刺激を受けていた。

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2013年10月13日のニュース