×

山中 2度目防衛に手応え「体調はいいし、気合十分 必ず勝つ」

[ 2012年11月2日 16:45 ]

WBCダブルタイトル戦の調印式でポーズをとる(左から)ネストル・ナルバエス、トマス・ロハス、山中慎介、五十嵐俊幸

 世界ボクシング評議会(WBC)ダブルタイトルマッチ(3日・ゼビオアリーナ仙台)の調印式と計量が2日、仙台市内で行われ、バンタム級チャンピオンの山中慎介(帝拳)は「体調はいいし、気合十分。必ず勝つ」と2度目の防衛へ手応えを口にした。

 挑戦者で元WBCスーパーフライ級王者のトマス・ロハス(メキシコ)は日本で3度目の世界戦となる。「過去に日本でした試合よりパワーアップしている」と2階級制覇へ自信を示した。

 フライ級チャンピオンの五十嵐俊幸(帝拳)は初防衛戦で同級7位のネストル・ナルバエス(アルゼンチン)の挑戦を受ける。秋田県出身の五十嵐は「地元に近いので、いつも以上にたくさん応援に来てくれる。それに応えたい」と宣言。初の世界挑戦となるナルバエスは「この瞬間を待っていた。必ずタイトルを持って帰る」と王座奪取へ意気込んだ。

 計量は4人とも1回でパスし、山中がバンタム級リミットの53・5キロで、ロハスは53・3キロ。フライ級は五十嵐が50・8キロのリミットいっぱいで、ナルバエスは50・5キロだった。

続きを表示

2012年11月2日のニュース