八重樫「軽自動車」から「F1ボディー」に変身!
WBA・WBC世界ミニマム級王座統一戦 WBA王者・八重樫東 VS WBC王者・井岡一翔
(6月20日 ボディメーカーコロシアム)
八重樫が8日、都内で、4月から取り組んだ土居進フィジカルコーチとのトレーニングを打ち上げた。
1日腹筋2000回など、過酷なメニューをこなした八重樫はこの日も200メートルのトラックを1周40秒ペースで走る持久走(3周×6セット)やダッシュなど1時間半の地獄トレを敢行。当初は「F1のエンジンを積んだ軽自動車」だった肉体が最強の「F1ボディー」と化した。
ハードトレには、実戦での早期の体力回復などの狙いがある。激しい運動で「180」まで上昇した心拍数をインターバルで「90」に落とすのが理想。この日は計測はしなかったものの、同氏によれば八重樫はトレーニングにより限りなく「90」に近づいたという。過酷トレで、抜け殻のような表情の王者だが「自分を褒めるのはまだ早い」と集中力を高めていた。
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