釘宮 消極的な試合運び…「攻めること忘れた」
アマチュアボクシング女子世界選手権・ライト級2回戦
(5月14日 中国の秦皇島)
釘宮は消極的な試合運びで、ペースを握られた。得意のカウンター狙いで手数が少なく、防戦一方となり「相手が来たところに合わせることに気を取られすぎて、自分から攻めることを忘れていた」と涙をぬぐった。
中学2年生の時に父守正さんが死去。棺に入れた手紙には「一生懸命頑張ってオリンピックに出るよ」と書いたが、その約束を今回は果たせなかった。20歳の釘宮は、4年後のリオデジャネイロ五輪への挑戦について「今は考えられないけど、たぶん挑戦する」と再起を誓った。(共同)
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