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木村、天国の父にベルトを「KOのイメージをしている」

[ 2012年4月14日 06:00 ]

世界奪取へ気合十分の木村

WBA世界フェザー級タイトルマッチ クリス・ジョン―木村章司

(5月5日 シンガポール マリーナベイ・サンズホテル)
 2度目の世界挑戦に臨むWBA世界フェザー級14位・木村章司(34=花形)が13日、神奈川県内のジムで練習を行い「12回の中の数少ないチャンスでKOするイメージをしている」と王座獲得に闘志をにじませた。

 10年5月に敵地タイでプーンサワットにTKO負けした世界初挑戦よりも、今回の方がベルト奪取に懸ける思いは強い。10年12月に父・清美さんが心不全のため73歳で死去。「(初挑戦の際は)思いっきりやってこい!と激励されたけど(父に)お土産のベルトを渡すことができなかった」と悔いが残った。がんで闘病生活が続いていた父の姿を思い出し「頑張らなくては」と自らを奮い立たせる。「親父もそばで見てくれていると思う」と今度こそ念願のベルトを天国の父にプレゼントする。

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2012年4月14日のニュース