安藤　圧勝！地元大阪で初防衛し「幸せ」

マリア・ヒメネスを判定で破り、初防衛を果たした安藤麻里
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ＷＢＡライトミニマム級タイトルマッチ 安藤麻里（フュチュール）判定３―０マリア・ヒメネス（メキシコ）

（2月19日 大阪・よみうり文化センター千里中央）
　ジャッジ１人がフルマークを付けた圧勝劇だった。地元大阪で初防衛に成功した安藤は「関西で世界戦をやるのが夢だった。幸せ」と勝利をかみしめた。

　序盤から前に出てくる挑戦者の動きを見極め、左を繰り出しながら主導権を握った。中盤には「意識して出せた」という右ボディーブローでダメージを与えた。

　ＫＯこそ逃したが「距離を保って自分のボクシングができた」と納得の表情。緊張感に包まれた初防衛戦を終え「次は倒せるようにしたい」と笑顔で目標を口にした。

　▽マリア・ヒメネスの話　王者がこんなに強いとは思わなかった。もっと競った試合になると考えていた。スタミナの面で向こうが上だった。