【飛び込み】三上紗也可 パリ五輪金メダルへ食に力 日体大大学院進学で1人暮らし始める「得意料理は…」

[ 2024年4月3日 14:05 ]

日体大の入学式で歓迎の辞を述べる三上(撮影・中村 和也)
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 日体大の入学式が3日に都内で行われ、パリ五輪代表に内定している飛び込み女子の三上紗也可(23)が歓迎の辞を述べた。4年間の大学生活を終え、大学院に進学。コーチングを学ぶ予定となっている。

 3月に行われた卒業式にも出席しており「3月に卒業したが、入学式で歓迎のあいさつをさせていただいて、すごく光栄」と語った。入学した当初は、大学院に進むつもりはなかったという。「競技を終えた後のことは全然考えていなかったが、そういう道も進んでいけたらいいなという気持ちで(大学院に)入学した」と指導者を目指す志を示した。

 修士論文については「試合中のコーチングについて、どういったところが飛び込み競技にとって良いのかを、いろいろな競技のコーチングを参考にしながら書くつもり」と学生としての一面をのぞかせた。

 鳥取・米子南高を卒業した後は、地元で競技に専念した。東京五輪代表に選出された後、1年後の20年4月に日体大に進学。これまでは寮生活だったが、大学院進学を機に1人暮らしを始めた。「まだ2日しか経っていない。今は家具も特にない状態なので、これからそろえていきたい」とも明かした。

 三上は全国高等学校家庭科食物調理技術検定1級と2級を取得している。1級の試験ではコース料理、2級はハンバーグを作るという。「料理は好き。ハンバーグを得意料理にしたい」と笑顔で話し、「健康面には気を付けたい」と勝負の年へ体にも気を配る。目標のパリ五輪金メダルに向けて新たなスタートを切った。
(中村 和也)

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