【バレーボールセリエA】初戦勝利ミラノ石川祐希が第2戦に向け決意「1戦1戦を大事に戦っていく」

[ 2024年3月8日 11:37 ]

石川祐希
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 6日(日本時間7日)に行われたバレーボール男子のイタリア1部リーグ・プレーオフ準々決勝ピアチェンツァ戦第1戦で勝利を収めたミラノの日本代表・石川祐希(28)がマネジメント事務所を通じてコメントを発表した。

 レギュラーシーズン6位のミラノはアウェーで同3位のピアチェンツァに3―2(20―25、25―21、19―25、25―22、15―10)でフルセットの末に逆転勝ち。3勝すれば準決勝に勝ち上がる戦いで貴重な1勝を挙げた。

 石川は「プレーオフ1戦目を勝利できたことが、何より大きいです」と安堵(あんど)感をにじませた。

 先発出場した石川は、相手に奪われた第1セットは2得点に止まったが、第2セットはバックアタックによる2得点を含む6得点を挙げる活躍でセット奪取に貢献した。

 さらにセットカウント2―2で迎えた最終第5セットは、1―1から客席近くまで走り込んでボールを拾って自らスパイクを叩き込んで勝ち越し点。終盤には2本連続サービスエースを決めて逆転勝利の原動力になった。

 サービスエース3本を含む17得点をマークした石川は「個人的には、納得のできるプレーはなかなかできませんでしたが、まずはしっかり1勝できたので次の2戦目でさらにいいパフォーマンスができるように準備していきます」と貪欲に語った。昨季は主力としてミラノをチーム史上初の4強に導いた。2季連続の準決勝進出へ向けて好発進した。

 第2戦は10日(同11日)に行われる。石川は「次の試合もそうですが、厳しい戦いが続くので1戦1戦、1点1点を大事に戦っていきます」を気を引き締めた。

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