小田凱人、快勝発進で準々決勝へ　全豪OP車いすの部男子シングルス

テニス　全豪オープン第10日　車いすの部 （ 2024年1月23日    メルボルン ）

車いすの部男子シングルス1回戦でプレーする小田凱人＝メルボルン（共同）
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　車いすの部は23日、シングルス1回戦が行われ、男子で第2シードの小田凱人（東海理化）が三木拓也（トヨタ自動車）に6―3、6―1でストレート勝ちし、準々決勝に進んだ。女子は第2シードの上地結衣（三井住友銀行）がリジ・デグリーフ（オランダ）に6―0、6―1で快勝し、田中愛美（長谷工コーポレーション）とともに8強入りした。

　小田はウデ（フランス）を相手に1回戦敗退となった昨年の全米オープン以来の4大大会で好発進した。「拮抗（きっこう）した場面で（全米の負けが）頭をよぎりながら試合していた。その殻を破って、突破できたという感覚」と息をついた。ダブルスのパートナーの三木に対しバックハンドのウイナー（決定打）は13本。コーナーに突き刺すようなショットを披露した。ウデと当たる次戦へ「数カ月たって僕も成長した部分はある。今大会のキーポイント。意識しつつ、意識し過ぎずにやればいい」と雪辱を期した。