AS乾友紀子さん、引退後の変化「顔が…」関西スポーツ賞表彰式

＜関西スポーツ賞表彰式＞関西スポーツ賞を受賞し、写真に収まる（左から）寺内健、山下美夢有、乾友紀子（撮影・須田　麻祐子）
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　関西スポーツ賞の表彰式が22日、大阪市内のホテルで行われた。昨年引退して功労賞を受賞したアーティスティックスイミングの乾友紀子さん（33）は「引退して顔が優しくなったと言われる」と笑顔だった。

　現役時代は毎日のように悪夢にうなされたという。「準備ができていないのに順番が回ってきた夢だったりネガティブなものが多かったですね。引退してからは見なくなりました」と競技者から解放された“影響”を語った。

　「現役の時は足がむくんではダメだったんです。対策としてテーピングして靴を気をつけて…今ではそれもなくなって、たくさん歩けるようになりました」「体重をキープするため1回1600キロカロリー食べていたんですが、今は自由。一日2食でも怒られないのが新鮮で…」と引退後の変化を教えてくれた。

　井村アーティスティックスイミングクラブでは泳ぎながら見本を見せることもあるという。「お尻が大きくなって、だんだんできなくなっている。今のうちに見せておかなきゃ」と最後まで笑顔だった。