高木美帆 スプリント女子で総合首位 2種目で圧勝も500メートルタイム反省

[ 2023年12月29日 04:45 ]

スピードスケート全日本選手権第2日 ( 2023年12月28日    北海道帯広市・明治北海道十勝オーバル )

スプリント部門の女子1000メートルで滑走する高木美帆
Photo By 共同

 スプリント部門の女子は高木美帆(TOKIOインカラミ)が75・255点で総合首位に立った。500メートルは38秒09、1000メートルは1分14秒33でともに1位。男子は新濱立也(高崎健康福祉大職)が69・385点で総合首位。500メートルは34秒73、1000メートルは1分9秒31で1位だった。同部門は最終日の29日も500メートルと1000メートルを滑り、総合成績で争う。4種目の総合で争うオールラウンド部門の男子は小川拓朗(栃木県スポーツ協会)、女子は畠山雪菜(高崎健康福祉大)が総合優勝した。

 高木は2種目とも圧勝したが、今季初めてレースに臨んだ500メートルで悔しさをにじませた。単独で1組目を滑り、競る相手がいない状況で懸命に脚を動かしたが、目標の37秒80を切るタイムに大きく及ばなかった。「イメージした滑りができていない。短距離への違和感を修正できなかった」とこぼした。

 約2時間後の1000メートルは、一転して今季自己ベストの快走。最終日へ「地元でいいレースをして1年を締めくくれるようにしたい」と意欲をかき立てた。

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