デトロイト・ピストンズがリーグワースト新記録の27連敗　かつては「バッドボーイズ」で一世を風靡も

　米プロバスケットボール（NBA）のデトロイト・ピストンズが26日（日本時間27日）、本拠地でのブルックリン・ネッツ戦に112―118で黒星。リーグワースト新記録となる27連敗を喫した。今季成績は2勝28敗。

　ピストンズは開幕戦のマイアミ・ヒート戦で黒星スタートも、その後に連勝。しかし10月30日のオクラホマシティ・サンダー戦から連敗街道が続いている。

　かつての名門チーム。80年代から90年代にかけてはアイザイア・トーマス、デニス・ロッドマンらが所属し一世を風靡（ふうび）。強固なディフェンスと荒っぽいプレーから「バッドボーイズ」と呼ばれた。マイケル・ジョーダン擁するシカゴ・ブルズのライバルとして立ちはだかり、89、90年に2年連続でNBAファイナルを制した。

　04年には殿堂入りの名コーチ、ラリー・ブラウンの元でリチャード・ハミルトン、ベン・ウォーレス、ラシード・ウォーレスらが活躍。14年ぶりのチャンピオンとなったが、近年は低迷が続いている。