望月慎太郎が木下グループと所属契約「パリ五輪はあまり考えたくないが、1番の目標」

＜望月慎太郎・木下グループ所属発表会見＞ゲームウェアでポーズを決める望月慎太郎（撮影・会津智海）
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　男子テニスでの世界ランキング137位の望月慎太郎（20）が25日、都内で会見を開き、木下グループと所属契約を締結したことを発表した。

　新シーズン初戦となる香港オープン（来年1月1日開幕）を控える中で「いい意味で今までと変わらず、長い道のりになると思いますが、一つ一つトップに向かって走り続けたい。目の前の目標は（世界ランキング）トップ100に入ること。自分にプレッシャーをかけてしまうので、パリ五輪はあまり考えたくないが、事実として出たい気持ちはあるので、そこは1番の目標になる」と抱負を語った。

　19年ウィンブルドン選手権のジュニア部門で日本男子として4大大会のシングルスで初優勝。同年11月にプロ転向したが「プロになってからコロナの影響もあってなかなかスポンサーがつかなかった」と言う。
　
　昨年10月の木下グループ・ジャパン・オープン（有明テニスの森公園）で4強入りと躍進。2回戦で世界10位で第1シードのテーラー・フリッツ（米国）から金星を挙げるなど格上を次々と撃破する活躍が目にとまり、冠スポンサーの木下グループとの契約を手にした。