高橋慶帆6得点で法大の初戦突破に貢献「しっかり点を取ることができた」バレー全日本インカレ

[ 2023年11月28日 20:48 ]

全日本インカレ<法大・新潟大>サーブをを放つ法大・高橋慶帆(撮影・西尾 大助)
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 バレーボールの第76回秩父宮賜杯全日本大学男子選手権・第70回秩父宮妃賜杯全日本大学女子選手権「ミキプルーンスーパーカレッジバレー2023」の1回戦が28日、東京・エスフォルタアリーナ八王子などで行われ、男子1回戦で、日本代表の高橋慶帆(2年)を擁す法大が新潟大に3―0でストレート勝ちした。

 高橋は開始直後、高さのあるブロックで最初の得点を演出。強烈なスパイクでチーム3点目を挙げると、7点目はブロックの上から角度のあるスパイクを打ち込んだ。セッターと連係が合わない場面もあったが、空中で姿勢を変え巧みに押し込んで得点につなげた。

 腰の状態が万全でないこともあり第1セット終了でベンチに退いたが、ブロック2得点を含む6得点でチームに快勝を呼び込んだ。

 昨年は初戦で天理大に0―3と不覚を取った。1年前の悔しい記憶を払拭し「大きな会場で、大きな大会でストレートで勝つことができてうれしい。コンディションは良くない中でも、しっかり点を取っていくということはできた」と達成感をにじませた。

 アジア大会で銅メダル獲得に貢献したオポジット。今大会後にVリーグのジェイテクトに加入する。大学2年生でのVリーグ入りは異例だ。来夏のパリ五輪の舞台に立つため、高いレベルへの挑戦を決断した高橋にとって節目の大会となる。

 2回戦は明大と対戦する。秋季リーグ戦まで2部に在籍した法大にとっては格上となる。高橋は「自分たちよりレベルの高いチーム。自分たちのバレーを展開することが必要になる。そこにフォーカスを当てていきたい」と前を見据えた。

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