テニス女子国別対抗戦　就任後5戦全勝の杉山愛監督「勝利をつかみたい」10、11日コロンビア戦

コロンビア戦に向けた会見に臨んだ日本代表の杉山愛監督
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　テニス女子国別対抗戦ビリー・ジーン・キング杯プレーオフ、日本―コロンビア戦（10、11日）に向けた監督会見が8日、大会会場の有明コロシアムで行われた。勝てば来季の予選出場権を獲得し、負けれればアジア・オセアニアゾーン1部に回る重要な一戦。日本代表の杉山愛監督（48）は「クジでホームを引き当てて流れが来ていると思う。しっかり戦って勝利をつかみたい」と力を込めた。

　昨夏に就任が発表され、昨年12月の合宿で始動。4月に開催されたアジア・オセアニアゾーン1部（ウズベキスタン・タシケント）を5戦全勝で1位通過し、プレーオフ進出を決めた。

　今回のメンバーは世界ランキング90位の日比野菜緒（28＝ブラス）、同124位の本玉真唯（24＝島津製作所）、同178位の坂詰姫野（22＝橋本総業）、ダブルスで今季WTAファイナルズに出場した柴原瑛菜（25＝橋本総業）、青山修子（35＝近藤乳業）の5人。杉山監督就任後の無敗記録を伸ばせるか注目が集まる。

　対するコロンビアは同79位のカミラ・オソリオ（21）がエース。同112位のエミリアナ・アランゴ（22）は登録メンバーに名を連ねていたが、来季に向けた休養を優先して直前で欠場を決めた。