AS乾友紀子が進退に言及「大会に出る予定はない。ASにずっと関わっていきたい」

[ 2023年9月7日 12:43 ]

<「上月スポーツ賞」表彰式>上月スポーツ賞を受賞した乾友紀子(撮影・尾崎 有希)
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 7月の水泳世界選手権福岡大会のアーティスティックスイミング(AS)でソロ2冠を達成した乾友紀子(32=井村ク)が7日、自身の進退に言及した。都内で開催された上月スポーツ賞表彰式に出席して取材に対応。今後について「今のところ大会に出る予定はない。今までやってきたことをどうやって生かしていけるか。アーティスティックスイミングにずっと関わっていきたい気持ちはある」と語った。

 第一線を退くか否かについては「確定ではない。長く競技を続けてきて“パッ”と決めていいのかなという思いがある。自分の気持ちと向き合いながら考えているところです」と説明した。現在も練習を続けているが、世界選手権前と比べてトレーニングは質、量ともに激減。体重は約3キロも落ちたという。

 乾は12年ロンドン五輪から3大会連続で五輪に出場。16年リオデジャネイロ五輪ではチーム、デュエットの2種目で銅メダルを獲得した。21年の東京五輪後はソロに専念し、22年世界選手権ブダペスト大会でテクニカルルーティン、フリールーティンの2冠を達成。自国開催の7月の世界選手権を集大成の舞台と位置づけ、09、11年大会のナタリア・イシェンコ(ロシア)に続いて史上2人目の2大会連続ソロ2冠を成し遂げた。

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