小林陵侑 プロ転向後初戦で圧巻V 余裕の逃げ切り

[ 2023年8月5日 04:11 ]

表彰台で笑顔の(左から)2位・岩佐、優勝・小林陵、3位・中村直(撮影・武田 政樹)
Photo By スポニチ

 ノルディックスキーの宮の森サマージャンプ大会が北海道札幌市の宮の森ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS100メートル)で行われ、男子成年は22年北京冬季五輪金メダリストの小林陵侑(チームROY)がプロ転向後初戦に臨み、264.0点で優勝した。1回目に98.5メートル、2回目に90.5メートルを飛び、2位に飛距離換算で約14メートル差の圧勝だった。51歳の葛西紀明は17位。女子は伊藤有希(ともに土屋ホーム)が224.1点で制した。

 小林陵が新たな環境となっても別格の強さを見せつけた。1回目にHSに迫る98.5メートルの大ジャンプで会場を盛り上げるとそのまま逃げ切り「1本目はいいジャンプだった。2本目は久しぶりの試合で緊張したけど悪いところも分かっている。いいスタートを切れた」と余裕の表情をみせた。五輪後のイベント出演などが重なった昨年と違い、今年は練習量も豊富。同い年の高梨沙羅(クラレ)らと合同練習も実施しており「刺激を与え合っている」と相乗効果を口にした。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年8月5日のニュース