錦織圭 下部ツアーで4強入り 疲労はピークで「もう帰りたい」

[ 2023年6月17日 11:57 ]

男子テニス・カリビアン・オープン ( 2023年6月16日    米自治領プエルトリコ・パルマスデルマール )

錦織圭(AP)
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 長期離脱から復帰して今大会が1年8カ月ぶりの公式戦となる錦織圭(33=ユニクロ)が、シングルス準々決勝で世界254位のアダム・ウォルトン(24=オーストラリア)に6―4、6―2でストレート勝ちした。

 試合時間は1時間23分。15日の2回戦はフルセットの末に2時間19分で勝利。この日は復帰後初の2日連続の試合だった。疲労を感じさせないプレーを見せたが、試合後は疲れた表情を見せ「もう帰りたいですね。できる限りのところまで今週は頑張りますけど、なかなかきてます」と苦笑い。「最初は自分が決めきれないところがあってポイントを落としてしまった。今日は勝ったことが一番」と振り返った。

 第1セットは第4ゲームで先にブレークに成功。第9ゲームをブレークされて追いつかれたが、続く第10ゲームを制した。第2セットは第6ゲームで先にブレークに成功。伸びのあるフォアハンドに加え、ロブショットやドロップショットなど小技も光った。17日午後7時以降(日本時間18日午前8時以降)に行われる準決勝は世界423位のグスタボ・ハイデ(21=ブラジル)と対戦する。

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