バレーボール女子日本代表・関菜々巳、正司令塔へ決意新た「五輪切符をつかむ」 オフは地元で満喫

[ 2023年5月8日 22:36 ]

<バレーボール女子日本代表キックオフ記者会見>会見に臨む関菜々巳(手前左)(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 バレーボール女子日本代表が8日、東京都内のホテルでキックオフ会見を行った。セッターの関菜々巳(23)は今季の目標を「パリ五輪でメダルを獲りたいので、そのために今年、五輪切符をつかむ」と設定。今後は国内合宿で調整し、ネーションズリーグや今秋のパリ五輪予選に臨む。

 昨年は世界選手権の8強入りに貢献するなど主力格に成長した関。「初めて1シーズンを代表で過ごして“自分が(トスを)上げて結果が出なかったらどうしよう”とか不安もあったけど、世界と戦えることが分かったシーズンだった」。正司令塔になるため、技術的にも吸収し「真ん中のバックローが世界に通用するなっていうのが分かったので、今年はそこをもっと磨いて武器にしていきたい」と手応えを感じている。

 Vリーグのシーズン終了後は、地元・千葉県船橋市へ帰省し、家族とオフを満喫。「お姉ちゃんと九十九里で(海鮮)浜焼きを食べた」と英気を養った。小学校時代から仲のいい友人がカナダへ留学していることも刺激になっているという。

 代表合宿に合流して1週間ほどで、今秋に向けて「まだまだ、ここから詰めていかないと」と表情を引き締めた23歳。火の鳥ニッポンの司令塔が、パリ五輪へ導く。

 ◇関菜々巳(せき・ななみ) 1999年(平11)6月12日生まれ、千葉県船橋市出身の23歳。姉の影響で小学2年からバレーボールを始める。千葉・柏井高を経て18年に東レ入団。試合前ルーティンは腕を回しながら深呼吸。好きな食べ物はアイスクリーム。ポジションはセッター。1メートル71。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年5月8日のニュース