高木美帆　ミラノ五輪目指す意向初めて明言「1500メートルを獲りにいくのがメインの目標」

TOKIOインカラミと所属契約を結んだ高木美帆
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　昨年の北京五輪で金を含む4個のメダルを獲得したスピードスケート女子の高木美帆（28）が17日、都内で会見を開き、ヘアケアブランドのTOKIOインカラミ所属となったことを発表した。3年契約で、既に日体大は退職。26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を目指すことを初めて明言し「昨季新しい環境で取り組み、ミラノ五輪に向かっていきたいと強く感じた」と抱負を語った。

　昨季はナショナルチーム（NT）を離れて、前NTヘッドコーチでオランダ人のヨハン・デビット氏と個別で強化した。今季から新チーム「team　GOLD」を結成し、18年平昌五輪女子団体追い抜き金メダルメンバーの佐藤綾乃（26＝ANA）、男子500メートルの村上右磨（30＝高堂建設）をメンバーに迎える。夏場はオランダを拠点とし、海外選手を加えることも検討。五輪2大会連続銀の1500メートルを軸に据え「ミラノ五輪の1500メートルを獲りにいくのがメインの目標」と意気込んだ。