日本代表ロコ・ソラーレ　韓国破り4勝目　吉田知「4勝目まで時間がかかったので、とてつもなくうれしい」

日本代表ロコ・ソラーレ（右から）吉田知那美、藤沢五月、吉田夕梨花、鈴木夕湖
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　カーリングの女子世界選手権は23日、スウェーデン・サンドビーケンで1次リーグが行われ、日本代表のロコ・ソラーレは韓国に7―4で快勝した。連敗を3で止めて通算4勝5敗とした。

　序盤は好ショットの応酬となったが、1―1の第5エンド、ダブルテークアウトを狙った韓国のスキップのラストショットが日本のストーン2個の間を通過するミスに。この好機を生かし、スキップの藤沢がハウス内にドローショットを決めて3得点をもぎとって主導権を握った。

　4―2で迎えた第7エンドはセカンドの鈴木の効果的なテークアウトで流れを引き寄せて2得点。第8エンドで2失点したものの、3点差で迎えた最終第10エンド途中で同点の可能性が消滅した韓国が敗戦を認めた。

　局面を変えるダブルテークアウトを何度も決めたサードの吉田知は「4勝目を挙げるまで長い時間がかかってしまったので、この1勝がとてつもなくうれしい」と白い歯を見せた。