19歳・堀川桃香がW杯初優勝「ここでいい弾みをつけて世界選手権も頑張りたい」

[ 2023年2月21日 04:45 ]

女子マススタートで優勝した堀川桃香(AP)
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 スピードスケートのW杯最終戦最終日は19日、ポーランド・トマショフマゾウィエツキで行われ、女子マススタートで19歳の堀川桃香(富士急)がW杯初優勝を果たした。女子1000メートルは北京五輪金メダルの高木美帆(日体大職)が1分15秒67で3位で同五輪銀メダルのユタ・レールダム(オランダ)が1分14秒94で優勝。高木はこの種目初の種目別総合優勝となった。男子1000メートルは新濱立也(高崎健康福祉大職)が1分9秒42の6位に入った。

 19歳の堀川がマルテ(カナダ)とレース中盤で抜け出し、けん制し合う後続集団を置き去りにした。最後のデッドヒートを制して金メダルを手にし「初めてだったので、凄くうれしかった」と笑みを振りまいた。北海道・白樺学園高3年だった昨年は北京五輪に出場し、5000メートルで10位。今季は全日本選手権2冠、世界ジュニアの3000メートル優勝と成長した。「ここでいい弾みをつけて、また世界選手権も頑張りたい」と3月のヘーレンフェイン(オランダ)での活躍を誓った。

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2023年2月21日のニュース