女子100メートル自由形の池江　3位も目標クリアに前向き「よかった」

女子100メートル自由形決勝3位の池江
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　競泳の北島康介杯が21日、東京辰巳国際水泳場で行われ、女子100メートル自由形は池江璃花子（22＝ルネサンス）が54秒95で3位だった。

　池江は最後まで伸びを欠いた。54秒95は自身の日本記録から2秒以上遅れ、22年4月に記録した白血病からの復帰ベストにも1秒12届かなかった。前日の200メートル自由形も4位に終わり、結果の出ないレースが続く。それでも「目標は54秒台だったのでタイムをクリアできたのはよかった」と前向きだった。

　大会最終日の22日には100メートルバタフライと50メートル自由形に出場予定。「今回は勝ち負けにこだわらず、自分なりに一生懸命泳ぎたい」と語った。