高木美帆 女子1500メートル今季3勝目「しっかり滑り切れた安堵感があった」

[ 2022年12月19日 05:05 ]

女子1500メートルで優勝した高木美帆
Photo By 共同

 スピードスケートのW杯第4戦第2日はカルガリーで女子1500メートルが17日に行われ、高木美帆(日体大職)が1分52秒08で優勝した。この種目で今季3勝目、通算16勝目。1000メートルなどと合わせて通算20勝目。佐藤綾乃(ANA)は11位だった。男子500メートルは金俊昊(韓国)が34秒07で制し、村上右磨(高堂建設)が34秒12で4位、新濱立也(高崎健康福祉大職)が34秒17で5位、森重航(専大)が34秒19で6位だった。

 女子1500メートルで世界記録保持者の高木は着実にラップを刻み、表彰台の真ん中に立った。前日に500メートルと5000メートルに出場し、疲労が抜けない状況でもトップでゴール。「しっかり滑り切れた安堵(あんど)感があった」と頬を緩ませた。北京五輪金メダルのブスト(オランダ)が昨季限りで引退。日本のエースは今季もW杯の1500メートルで4戦のうち3勝し、第2戦も2位と安定した強さを誇る。決して絶好調とは言えない中で「先週まで何かもやもやしていたものが、少しずつ晴れそうかなという感じ」と視界が開けてきた。

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2022年12月19日のニュース