クリッパーズのズバッツが31得点&29リバウンド あわや「30―30」のダブルダブル

[ 2022年11月28日 14:44 ]

ペイサーズ・ジャクソンのシュートを阻止するクリッパーズのズバッツ(AP)
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 NBAは27日に各地で9試合を行い、カワイ・レナード(31)とポール・ジョージ(32)の主力2人が戦列を離脱しているクリッパーズは地元ロサンゼルス(カリフォルニア州)でペイサーズを114―100(前半59―57)で下して12勝9敗。7シーズン目を迎えているクロアチア国籍のセンター、イビツァ・ズバッツ(25=213センチ、109キロ)が今季自己最多の31得点と今季リーグ最多の29リバウンド(うちオフェンス12本)を稼ぎ、ブロックショットも3回記録して3試合ぶりの勝利に貢献した。

 1試合で「31得点+29リバウンド+3ブロックショット以上」をマークしたのは1978年2月3日のネッツ戦でカリーム・アブドゥジャバー(当時レイカーズ)が37得点、30リバウンド、6ブロックショットを記録して以来、42年ぶり史上3人目。ズバッツは第4Q残り3分40秒に6反則で退場となってしまったが、プレーを継続してあとリバウンドを1つマークしていれば、リーグでは31年ぶりの「30―30」によるダブルダブル達成者になるところだった。

 ウォリアーズとヒートはともに3連勝。東地区全体2位のバックスはマーベリクスを退けて14勝5敗となり、首位セルティクスとのゲーム差「1・5」はそのままとなった。

 バックスに敗れたマーベリクスは4連敗で9勝10敗。ルカ・ドンチッチ(23)は27得点と12アシストをマークしたものの、ターンオーバーは今季自己ワーストの6回を数えている。

 <27日の結果>
*ネッツ(10勝11敗)111―97トレイルブレイザーズ(11勝9敗)
ウォリアーズ(11勝10敗)137―114*ティンバーウルブス(10勝10敗)
*クリッパーズ(12勝9敗)114―100ペイサーズ(11勝8敗)
ヒート(10勝11敗)106―98*ホークス(11勝9敗)
*セルティクス(16勝4敗)130―121ウィザーズ(10勝19敗)
キャバリアーズ(13勝7敗)102―94*ピストンズ(5勝17敗)
グリズリーズ(12勝8敗)127―123*ニックス(9勝11敗)
76ers(11勝9敗)133―103*マジック(5勝15敗)
*バックス(14勝5敗)124―115マーベリクス(9勝10敗)
 *はホームチーム

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