錦織「いつ戻れるか分からない。辞めることもちらついた」長期離脱中の心境明かす

[ 2022年11月19日 18:55 ]

錦織圭
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 男子テニスで今年1月に股関節手術を受けて長期離脱中の錦織圭(32=ユニクロ)が19日、復帰時期が不透明であることを明かした。

 有明コロシアムで開催されたユニクロのイベントに参加後に取材に対応。「いつ戻れるかは本人も分かっていない。8月、9月ぐらいに股関節が治りかけて、あと1カ月、2カ月ぐらいで出られるかなと思ったんですけど、そこで足首を捻ったのもあって、今はどうなるか分からない。いつ(試合に)出られるかは明言できない。今は1カ月ぐらいテニスができていない」と説明した。

 昨年10月を最後にツアーから遠ざかり、現在の世界ランキングは2010年以来のランク外。当初は夏の復帰を目指していたが、エントリーしていた大会を相次いで欠場した。7~9月の約3カ月間は室内でのリハビリに終始。コートに立てない日が続き「(精神的に)危ない時はありましたね。1回(現役を)辞めることもちらつきましたけど、フェデラーとかを見てて、最終的には30代後半までできるかなと思えた」と明かした。

 来年1月には4大大会初戦の全豪オープン(16~29日、メルボルン)を控える。「理想は全豪ですけど、フィフティーフィフティーぐらい。いきなり全豪は出られないと思います」。全豪に出場するためには事前の大会に出場してステップを踏む必要があるとの見解を示した。

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2022年11月19日のニュース