ウィザーズは3試合ぶりに白星 八村は16得点 敵地シャーロットでの連敗を9で阻止

[ 2022年11月8日 11:30 ]

ホーネッツのプラムリーにマークされる八村(AP)
Photo By AP

 ウィザーズは7日、敵地シャーロット(ノースカロライナ州)でホーネッツを108―100(前半46―48)で下して5勝6敗。敵地でのこのカードの連敗を9で食い止め、2017年1月23日以来の勝利を収めた。

 健康安全プロトコルの対象となったブラドリー・ビール(29)は2試合連続で欠場。カイル・クーズマ(27)が4本のフリースローを外しながらもチーム最多の20得点を挙げ、クリスタプス・ポルジンギス(27)は19得点、ベンチから出たガードのジョーダン・グッドウィン(24)も17得点と5アシストをマークして勝利に貢献。成功率がリーグ8位(81・0%)だったフリースローを30本中11本失敗しながらも第4Q終盤での接戦をものにした。

 八村塁(24)は26分の出場でフィールドゴール(FG)を12本中6本決めて16得点と2リバウンド。第3Q終了間際に3点プレーを成立させたところで11得点となり、今季9回目の2ケタ得点となった。出場時間帯のチームスコアは+10で、プラスとなったのは今季2試合目。第4Qの残り2分32秒にはこの日20得点を挙げていたホーネッツのケリー・ウーブレJR(26)がゴール下で試みたシュートを阻止し、今季7つ目のブロックショット(昨季は42試合で9)も記録した。

 八村は今季11試合に出場して平均11・0得点(昨季は11・3)、4・8リバウンド(同3・8)。シュートの成功はFGが46・2%(同49・1%)、3点シュートは25・0%(同44・7%)、フリースローは69・2%(同69・7%)となった。、

 ラメロ・ボール(21)やゴードン・ヘイワード(32)ら主力を欠くホーネッツは5連敗で3勝8敗。P・J・ワシントン(24)が25得点、テリー・ロジアー(28)が19得点を稼いだものの、3点シュートの成功は32本中5本に終わった。

 <八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場5分35秒=3得点)
(1)8分18秒・ゴール下に入りこんだもののマクダニエルズにブロックされる=×
(2)8分50秒・速攻から左手でダンク=○(アシスト・グッドウィン)
*9分21秒・フリースロー2本=○×
 ▼第2Q(出場4分13秒=2得点)
(3)55秒・ペイント内でターンアラウンドからジャンプシュート=×
(4)10分44秒・右ベースライン際からゴール下。左手でシュート=○
 ▼第3Q(出場4分24秒=6得点)
(5)7分51秒・右エルボー付近からジャンプシュート=×
(6)8分35秒・正面からドライブしてゴール下でシュートを放つもリチャーズにブロックされる=×
*9分20秒・フリースロー2本=○×(7)11分29秒・左エルボー付近でステップバックからジャンプシュート=○
(8)11分56秒・速攻からレイアップ。相手の反則も誘う=○(アシスト・ギル)
*11分56秒・フリースロー1本=○
 ▼第4Q(出場12分=5得点)
(9)13秒・プルアップからジャンプシュート=×
(10)3分8秒・ゴール下にカットしてギャフォードのパスを受けて両手でダンク=○(アシスト・ギャフォード)
(11)3分36秒・左ベースライン際でターンアラウンドからジャンプシュート=○(12)10分31秒・左サイドからプルアップでジャンプシュート=×
*11分6秒・フリースロー2本=×○

 <ウィザーズの敵地でのホーネッツ戦>
 ▼17年1月23日=○109―99
 ▼17年3月18日=●93―98
 ▼17年11月22日=●124―129
 ▼18年1月17日=●109―133
 ▼19年2月22日=●110―123
 ▼19年3月8日=●111―112
 ▼19年12月10日=●107―114
 ▼21年2月7日=●97―119
 ▼21年11月17日=●87―97
 ▼22年4月10日=●108―124
 ▼22年11月7日=○108―100

続きを表示

この記事のフォト

2022年11月8日のニュース