高梨沙羅、開幕戦で6位「世界で戦うことの楽しさ、純粋にジャンプが飛べることの楽しさを感じた」

[ 2022年11月6日 04:50 ]

開幕戦で6位となった高梨(AP)
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 ノルディックスキーW杯ジャンプ女子個人第1戦は5日にポーランド・ビスワで開幕し、五輪3大会連続出場の高梨沙羅(クラレ)は1回目に121メートル、2回目に122メートルを飛び、合計233・1点で6位だった。伊藤有希(土屋ホーム)は13位、勢藤優花(ヤマチューン)は17位、W杯デビューした19歳の宮嶋林湖(松本大)は28位。シリエ・オプセト(ノルウェー)が123メートル、127メートルの251・5点で通算2勝目を挙げた。

 雪上ではない珍しい冬シーズン初戦の1回目は3位に付けた高梨だが、2回目は飛距離を伸ばしきれず。表彰台を逃し「3位は見えているかなと思った。やっぱり世界は難しい」と振り返ったが「世界で戦うことの楽しさ、純粋にジャンプが飛べることの楽しさを感じた」とかみしめた。2月の北京五輪混合団体でスーツの規定違反により失格。一時は引退を示唆したが、飛ぶ喜びを再確認し、6月に現役続行を決断。技術面は「自分のジャンプスタイルをつくれない」と模索中だが、新たな4年間へ再スタートした。

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2022年11月6日のニュース