フェンシング協会謝罪 男女エペ代表“沖縄レジャー合宿”報道受け

[ 2022年7月1日 05:15 ]

 日本フェンシング協会は30日、男女エペ日本代表が6月18~25日に沖縄で実施した合宿でレジャーに興じていたとの週刊文春の報道を受け、公式サイトに謝罪文を掲載した。

 報道によると、事前の計画では午後もトレーニングが予定されていたが、実際にはバナナボートやシュノーケリング、観光などレジャーが中心だったという。協会は「変更後の内容は当初提出されていた合宿の目的を達成すると判断しがたい」と認め、「皆さまのご理解をいただけるとは言いがたい合宿運用が行われていたことを深くおわび申し上げます」と謝罪した。

 男子エペは昨夏の東京五輪の団体で日本フェンシング初の金メダルを獲得。「エペジーーン」が新語・流行語大賞にノミネートされるなど注目された。

 合宿は日本オリンピック委員会(JOC)や日本スポーツ振興センター(JSC)の助成対象となる事業で、協会は「活動実績が助成金申請に適する内容であるかの精査を改めて義務化、徹底する」とし、今回の合宿の実態についてはさらに詳細を調査。必要に応じて第三者委員会の立ち上げ責任の所在を明確化するとした。

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2022年7月1日のニュース