松山英樹 全米OP最終日「65」で暫定4位まで浮上「クラブハウスリーダーで終わりたかった」

[ 2022年6月20日 07:08 ]

米男子ゴルフツアー 全米オープン最終日 ( 2022年6月19日    マサチューセッツ州 ザ・カントリークラブ=7254ヤード、パー70 )

全米オープン最終日 ギャラリーの声援に応える松山(AP)
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 6打差の17位から出た松山英樹(30=LEXUS)が猛チャージした。5バーディー、ボギーなしの「65」で回り、通算3アンダーまでスコアを伸ばしてフィニッシュ。現時点で首位と2打差の4位まで順位を上げ、クラブハウスリーダーとして後続を待つ。

 この日の松山は2番パー3でアプローチの第2打をミスするも3打目をチップインしてナイスパー。「うわっ、入ったって思いましたね。ピン当たると弾かれると思ったので、抜いて良かったなと思います」。ここで流れをつかんだ。

 6番パー3はティーショットを1メートル以内に寄せ、最初のバーディー。続く7番では5メートル近いパットを沈め、連続バーディー。スコアを2つ伸ばして前半を折り返すと後半は次々とロングパットが決まる。12番では約8メートルのフックライン、13番では約12メートルのスライスラインを沈め、再び連続バーディー。16番パー3でも約6メートルのパットを沈め、バーディーを重ねた。

 「ショットの状態がまだ自分の思ってる状態ではなかったですし、その中でも11、12、13番といいパットが決まることが出来て16番もそうですが、ああいうのがあればこういうスコアになるんだなと思いました」。

 3日目の7番から30ホール連続でボギーなしのフィニッシュ。松山は「ちょっとビックリしました。4日間、ショットの状態が思うように上がらない中でも、それなりにチャンスも多かったですし、その幅が狭まったことは良かったと思う。クラブハウスリーダーで終わりたかった」と振り返った。 

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