日本バレー協会新会長に川合俊一氏選任 不祥事からの立て直し「職員を一致団結させるのが私の役割」

[ 2022年3月23日 05:30 ]

オンラインで就任会見に臨んだバレーボール協会の川合俊一会長(JVA提供)
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 日本バレーボール協会は22日、都内で臨時理事会を開き、元五輪代表の川合俊一氏(59)を新会長に選定した。診断書偽造問題で1月に解職となった嶋岡健治前会長の後任で、任期は来年6月まで。会長代行を務めていた河本宏子氏(64)が副会長となり、新体制が発足した。

 不祥事からの立て直しを託された川合会長は「協会の信頼は地に落ちたと思っている。大変だが、皆で力を合わせていけば必ずいい協会になる。職員を一致団結させるのが私の役割」と抱負を述べた。具体的課題として「ガバナンス(組織統治)」「国際交渉力」「発信力」の3つを挙げた。

 現役引退後はタレントとして活躍。バレー人気復活に向けて「バレーボールとビーチバレーボールのためになるのなら(メディアに)出ようと思う」と前向きに語った。

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2022年3月23日のニュース