西村優菜&河本結も絶賛!キャロウェイ1W「ROGUE STドライバー」が女子ツアー席巻の予感

[ 2022年3月2日 15:27 ]

西村優菜
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 女子ゴルフの国内ツアーはあす3日に開幕する。21年の38試合では、キャロウェイの1Wを使用していた選手が計16勝を挙げ、勝率No・1となった。そして今季、ツアーを席巻しそうなのがキャロウェイの最新1W「ROGUE(ローグ)STドライバーシリーズ」だ。大幅な進化を遂げた新兵器を手にしたスタッフプレーヤーが、開幕戦の優勝を目指す。

 ファンにとって、プロがどんなギアで新シーズンに臨むのかというのは興味が尽きないところ。キャロウェイのスタッフプレーヤーの多くがチョイスした1Wが「ローグST」だ。

 「さぁ、ボールスピード・ゲームのはじまりだ」の触れ込み通り、ボールスピードを追求している1Wに仕上がっている。新搭載の「タングステン・スピードカートリッジ」は、約11グラムのウエートをヘッド最後方部へ装着。重心をより深く、低くしたことで高い慣性モーメントを生み出し、スイング時のヘッドの安定化とオフセンターヒット時のボール初速向上につながっている。

 トライアクシャル・カーボンクラウン&ソールを搭載するボディーには新たに一体成型の「UNIボディ構造」を採用し、エネルギーロスを軽減。また、「フラッシュフェースSS22」は、独自のAI設計で飛びの3要素であるスピン、打ち出し角、ボール初速までも最適化。昨年のEPICシリーズで初搭載された「ジェイルブレイクAIスピードフレーム」は形状に変更が加えられフェースがさらに効率良くたわむようになった。

 チューンアップを遂げたクラブに、プロも進化を実感している。昨季4勝の西村優菜(21)は「ビックリしました。ここまでしっかりボールスピードが上がったのは初めて。キャリーも5ヤードくらい伸びました。ここまで飛距離が変わったのは初めて」と絶賛。河本結(23)は「2、3球打ってすぐ変えると決めた。ボールを押せている感覚があるのに、初速が速くて飛距離が出る。飛ぶ要素が全部詰まったドライバーです」と手応えを口にし、3年ぶりの優勝を視野に入れている。

 新たに同社と用具契約を結んだ2人もローグSTに絶大な信頼を寄せる。昨季、フェアウエーキープ率6位の木村彩子(26)は「ボールに食いつく打感が好き。初速がすごい出ますし、ばらつきが少ないのでほとんどフェアウエーにまっすぐ行く」とさらなる精度アップに期待。黄金世代の臼井麗香(23)は「テストした日にこれで行くと決めた。振りにいったときにつかまりすぎるミスがあったが、ローグSTは曲がる幅が減った。強い味方です」とその安定感を武器に初優勝を狙う。

 「ローグST」は全部で4モデル。幅広いゴルファーにフィットし飛距離と振りやすさを追求したのが「MAXドライバー」。つかまりの良さと力強さを両立し、右に出るボールを抑えたいプレーヤー向けが「MAX Dドライバー」だ。上級者向けの「MAX LSドライバー」はニュートラルバイアスで低スピンという設定。「MAX FASTドライバー」はもっとスイングスピードを上げたい方にオススメだ。

 いよいよ始まる22年シーズン。”ローグ”を手に戦うキャロウェイスタッフプレーヤーの活躍から目が離せない。

 ○…他のスタッフプレーヤーもローグSTとともに今季の躍進を誓う。8年ぶりの日本ツアー本格参戦となる横峯さくら(36)は「芯を外した時に(芯に当たった時と)同じくらい飛んでくれる。顔も良い」とコメント。目標にする永久シード獲得へ向け、14年シーズン以来の優勝を目指す。竹内美雪(26)は「ボールスピードがすごく速い。飛距離のばらつきもカバーしてくれる」と語り、「今季はけがをせず、全てをシンプルに(考えて)プレー出来れば」とシード権獲得に向けて意気込んだ。

 《キャロウェイスタッフプレーヤー使用予定1W》▼西村優菜=ROGUE STプロトタイプドライバー(ロフト9.0度)▼河本結=ROGUE ST MAXドライバー(ロフト9.0度)▼木村彩子=ROGUE STプロトタイプドライバー(ロフト9.0度)▼臼井麗香=ROGUE STプロトタイプドライバー(ロフト10.5度)▼横峯さくら=ROGUE ST MAXドライバー(ロフト9.0度)▼竹内美雪=ROGUE STプロトタイプドライバー(ロフト10.5度)

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