高木美帆「たくさんの感情に出会った」自身SNSで五輪終えた心境と感謝つづる「足掻いている時間すら…」

[ 2022年2月23日 22:15 ]

<北京五輪 スピードスケート>女子500メートル決勝、銀メダルの高木美帆(撮影・小海途 良幹)
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 冬季五輪で日本勢一大会最多となる4個のメダルを獲得した高木美帆(27=日体大職)が23日、自身のインスタグラムを更新。北京五輪の戦いを終えた気持ちをつづった。

 今大会は13日間で5種目7レースに出場し3000メートル6位、1500メートル銀、500メートル銀、団体追い抜き銀で迎えた17日の最終種目1000メートルで個人種目初の金メダルを獲得した高木美帆。激闘の舞台となった北京五輪のリンクとスケートシューズの写真をアップし「長いオリンピックが終了しました」と投稿。「本当に一言では表せない、たくさんの感情に出会ったオリンピックでした。でももし、表すのであれば、苦しい思いもしんどい思いもきつい思いもしたけど、楽しかった。そう思えるオリンピックでした」と現在の心境をつづった。そして「ハードスケジュールの中、皆さんの反応や言葉がどれだけ私の背中を押してくれたか、計り知れません。本当にあたたかい人たちで溢れていて、心がたくさん救われました(中略)本当に、最後まで一緒に走ってくださって、ありがとうございました!強くいられたのも皆さんがいたからです!」と背中を押してくれたすべての応援に対しての感謝の思いで締めた。

インスタグラムにアップされた全文は以下の通り。(原文ママ)

長いオリンピックが終了しました。
本当に一言では表せない、たくさんの感情に出会ったオリンピックでした。

でももし、表すのであれば、
苦しい思いもしんどい思いもきつい思いもしたけど、
楽しかった。
そう思えるオリンピックでした。
最後の結果が待ち望んでいたものになったからというだけではなく、
足掻いている時間すら、それでも楽しいと思えている自分がいました。
正直なところ、苦しい思いは好きではないし、できれば味わいたくはないですけど、前へ進むために本気で足掻ける舞台と身体と仲間がいたことは、私にとってかけがえのないものです。

また皆さんからたくさんのコメントをいただき、本当に嬉しく思っています。
メッセージも返せていない人が多く、申し訳ない思いです
少しずつ返していきます!
ハードスケジュールの中、皆さんの反応や言葉がどれだけ私の背中を押してくれたか、計り知れません。
本当にあたたかい人たちで溢れていて、心がたくさん救われました。

「やっとありがとうが言える。」
この言葉の真意は、長い戦闘モードが終わって、やっと皆さんに、「終わったよ~ありがとう~!」って言えるなぁって。「最後まで一緒に走ってくれてありがとう」っていう気持ちでした
応援してくださった皆さんにも伝わっていたらいいな

本当に、最後まで一緒に走ってくださって、ありがとうございました!
強くいられたのも皆さんがいたからです!

写真は全然手元になかったので、ひとまずはこの写真で。
お気に入りの写真はまた別の形で載せたいと思います!

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