49歳・葛西紀明が4季ぶりV「帰ってきたぞー」 雪印メグミルク杯

[ 2022年1月30日 14:15 ]

優勝が決まった瞬間、右手を高々と掲げた葛西
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 ノルディックスキー・ジャンプの雪印メグミルク杯が30日、北海道札幌市の大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ137メートル)で行われ、成年組で49歳の葛西紀明(土屋ホーム)が1回目138メートル、2回目137メートルの合計260・5点で、1回目の2位から逆転優勝した。葛西の優勝は17年の全日本選手権ラージヒル(兼NHK杯)以来4季ぶり。

 葛西は18年平昌大会まで冬季五輪史上最長の8大会連続出場。来月4日開幕の北京五輪では代表入りがならなかったが、26年のミラノ・コルツェナ大会、さらには札幌市が招致を目指している30年大会を見据えて現役続行を明言している。

 優勝インタビューで開口一番「帰ってきたぞー」と声を上げた葛西は、この日が長女の6歳の誕生日だったことを明かし「絶対優勝してくると言ってきた。ビッグジャンプができてよかった」と笑顔を浮かべた。6月6日の50歳の誕生日を前に、40代最後のシーズンを送る“レジェンド”は「もうすぐ50歳。50歳でもやれるんだというのを見せていきたい」と衰えない闘志を口にした。

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