サーフィンの女子トッププロ2人がNPO法人立ち上げ ビーチクリーンにアクセサリー製作も

[ 2021年10月26日 15:37 ]

須田那月
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 サーフィンのボディーボード19年世界チャンピオンの大原沙莉(26)と、ショートボードの19年日本プロツアーチャンピオンの須田那月(26)が、このほどビーチクリーンなどの環境美化や競技振興を目的に、NPO法人「サーフアンドシー」を立ち上げた。代表理事はホワイトバッファロー代表の小池秀美氏が務め、2人は理事として活動する。

 活動内容はビーチクリーンや各種環境セミナーなど海のための活動や、大会開催、サーファーの育成などサーフィンのための活動の2軸。ビーチクリーンではインディアンジュエリーブランドであるホワイトバッファローの強みを生かし、シーグラス(海のガラスゴミ)を使用したアクセサリーの製作・販売も手がける。11月11日には、法人設立を記念して神奈川県葉山町大浜海岸でビーチクリーン活動を行う予定。

 これらの活動の一部は、16年から日本初のショートボード女子世界大会のタイトルスポンサーを務めてきたホワイトバファローが行ってきた社会活動で、今後はNPO法人が主体となって、活動の幅を拡大していくという。同法人を通じて大原は「時には厳しく時には優しくたくさんの事を教えてくれた海に今度は恩返しをするために、未来に繋がる活動をしていきます」、須田は「小さい頃から過ごしてきた海は偉大で美しく、でも裏側には深刻なごみ問題もあります。その問題を解決するために、皆さんが行動できるきっかけを作り、一緒に実践していきます」とコメントした。

 ◇NPO法人サーフアンドシー公式ウェブサイト
https://surfandsea.org/

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2021年10月26日のニュース