レスリング男子・清水 世界選手権初出場で銅メダル 叔父・スピードスケート宏保氏直伝トレ奏功

[ 2021年10月12日 05:30 ]

男子グレコローマン63キロ級3位決定戦でハンガリー選手に勝利し、ガッツポーズの清水
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 レスリングの世界選手権最終日が10日にノルウェー・オスロで行われた非五輪階級の男子グレコローマンスタイル63キロ級は清水賢亮(22=拓大)が3位決定戦でハンガリー選手にテクニカルフォール勝ちし、初出場で銅メダルを獲得した。67キロ級の下山田培(27=警視庁)は敗者復活戦で敗れた。東京五輪代表が出場していない日本勢は今大会で金5、銀3、銅4の計12個のメダルを獲得した。

 98年長野冬季五輪スピードスケート男子500メートル金メダルの清水宏保氏を叔父に持つ22歳はコロナ下で下半身強化の練習方法を教わり、「世界でも勝っている選手。競技は違うけど学ぶことは多い」と成長につなげた。

 初のシニアの世界選手権で「スタンド(立ち技)は通用すると感じた」と手応えを得た様子。24年パリ五輪は67キロ級で挑む予定で、「時間がないので67キロ級で戦える体をつくっていきたい」と気持ちを引き締め直した。

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