伊勢ケ浜親方 還暦土俵入り、84年ぶり不知火型 4年間も筋トレで準備

[ 2021年10月4日 05:30 ]

還暦土俵入りを披露する元横綱旭富士の伊勢ケ浜親方
Photo By 代表撮影

 大相撲の元横綱・旭富士の伊勢ケ浜親方(61)が3日、東京・両国国技館で還暦土俵入りに臨み、還暦を意味する赤い綱を締めて、堂々とした不知火型を披露した。

 太刀持ちに元横綱・日馬富士のダワーニャム・ビャンバドルジ氏、露払いに安治川親方(元関脇・安美錦)と弟子2人を従えた。7月の名古屋場所後には照ノ富士が新横綱に昇進し、弟子2人を最高位へと育て上げた親方は「みすぼらしい体は見せられない」と約4年間も筋力トレーニングに励んだことを明かした。還暦土俵入りは15年5月の先代九重親方(故人=元横綱・千代の富士)以来で、不知火型では1937年の太刀山以来で84年ぶりとなった。

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2021年10月4日のニュース