松生 女子SP首位、急成長の16歳 全ジャンプ成功「満足してもいいのかな」

[ 2021年9月26日 05:30 ]

フィギュアスケート 中部選手権第2日 ( 2021年9月25日    名古屋市・邦和スポーツランドアイスリンク )

女子SPで首位に立った松生理乃
Photo By スポニチ

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、昨季の全日本ジュニア選手権女王でシニア1年目の松生(まついけ)理乃(16=中京大中京高)が69・48点で首位発進した。後半のルッツ―トーループの連続3回転など全ジャンプに成功した。2人出場の男子フリーは山本草太(21=中京大)がSPに続きトップの150・02点をマークし、合計231・73点で2連覇した。

 急成長を遂げる16歳の松生が、シャンソンのリズムに乗り、安定感のある演技を見せた。6分間練習で不安を抱えたという冒頭の3回転フリップも決め「満足してもいいのかな」と振り返った。昨季はNHK杯3位、全日本選手権4位。北京五輪を目指し、シニア転向を決断した。フリーでは8月の試合に続いて大技3回転半に挑戦予定で「目の前の試合を一つずつ。大舞台につなげていけるように頑張りたい」と決意を込めた。

続きを表示

2021年9月26日のニュース