男子高飛び込み・西田 五輪内定「保留」に、参加資格を国際水連認めず

[ 2021年5月21日 05:30 ]

西田玲雄
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 日本水泳連盟は20日、男子高飛び込みで東京五輪代表に決まった近大3年の西田玲雄(大阪水泳学校)の五輪参加資格を、国際水泳連盟が現段階では認めていないと発表した。西田の扱いは「保留」との認識を示した。

 国際水連は最終予選を兼ねたW杯の上位18人の国・地域に五輪出場枠を与えると定め、西田は17位に入って代表に決まったが、17日に日本水連に「上位12人に資格付与」との連絡が入った。関係者によると、当初の基準で出場枠を配分すると、IOCから認められた五輪の総出場人数を上回る恐れが出ている。W杯は、新型コロナウイルスの影響で、既に出場枠を持つ強豪の欠場が相次いだため、新たに枠を獲得した選手が多くなった。

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2021年5月21日のニュース