男子バスケ代表 フランスと五輪直前7月に強化試合、八村ら合流へ

[ 2021年5月21日 05:30 ]

 東京五輪に開催国枠で出場するバスケットボール男子日本代表が五輪開幕直前にフランス代表と強化試合を行うことが20日、分かった。複数の関係者によると、2月に完成した沖縄アリーナで7月上旬に3試合程度を計画しており、うち1試合の相手がFIBAランク7位の強豪に内定。既に日程面の最終調整に入ったという。

 フランスは19年W杯中国大会で4強入り。準々決勝では米国を破った。身長2メートル16のセンター、ゴベール(ジャズ)、フォーニエ(セルティックス)らNBA選手がそろう。東京五輪は米国、イランと同じA組。イラン対策としてアジア勢との対戦を希望しており、欧州の強豪とのマッチメークを目指していた日本側と思惑が合致した。

 日本は五輪1次リーグでFIBAランク2位スペイン、同4位アルゼンチンと同組。ポストシーズンの結果次第となるが、八村(ウィザーズ)、渡辺(ラプターズ)、馬場(ユナイテッド)の海外組も合流してフルメンバーで臨める可能性が高い。

 《女子代表候補・林“カリー流”でアピール》都内で合宿中のバスケットボール女子日本代表候補が20日、オンライン取材に応じた。開催国枠で出場する東京五輪に向け、メンバーの絞り込みの真っただ中。3点シュートが武器の林咲希(26=JX―ENEOS)はNBAのスター、ステフィン・カリー(ウォリアーズ)の動きを手本に生き残りを目指している。トム・ホーバス監督から「ボールをもらう前の相手をだます動きが似ている」と指摘されたことを機に意識。映像でプレーを研究しており「3点シュートの成功率が鍵になる」と外からのシュートの精度アップを誓った。

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2021年5月21日のニュース