楢崎智亜、東京五輪へ逆風も「今はできることをやる」

[ 2021年5月16日 18:25 ]

地元・栃木で講演する楢崎智亜(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 スポーツクライミング男子の東京五輪代表・楢崎智亜(TEAM au)が16日、地元の栃木県宇都宮市でクライミングの実演や講演などのイベントに参加。「楽しかった。クライマーがこういった機会をもらうことはなかなかなかったので、そういう立場になれたのはうれしい」と話した。

 新型コロナウイルスの収束は見通せず、東京五輪への逆風が強まっている。「開催されるかどうか、本当にどんどん分からなくなってきたけど、どうなったとしても、今やっているものは次の五輪や世界選手権に生きてくると思う。今はとりあえずできることをやる」。国際オリンピック委員会(IOC)によるワクチン提供には複雑な表情を浮かべ、「父が医療関係者というのもあるので、高齢者の方だったり、そちらを優先した方がいいとは思う」と話した。

続きを表示

2021年5月16日のニュース