カド番大関・朝乃山、1日遅れの初日「これが自分の相撲。次につながる内容だった」

[ 2021年1月12日 05:30 ]

大相撲初場所2日目 ( 2021年1月11日    両国国技館 )

北勝富士(手前)をすくい投げで下した朝乃山(撮影・島崎忠彦)
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 初のカド番で臨む大関・朝乃山が北勝富士を破り、21年初勝利を挙げた。過去7勝2敗と合口のいい相手だが、慢心は一切ない。

 「得意な意識はない。勝っても負けても次につながる相撲を取りたかった。これが自分の相撲。次につながる内容だったし、これを続けられるように気を引き締めていきたい」と闘志を燃やした。

 3度目で立ち、鋭く当たって右を差した。得意の形に持ち込むと休まずに攻勢。右のすくい投げで仕留めた。ここから流れに乗ることが求められる大関は「あまり考えたくないが、勝ち越してカド番を脱出。その後は優勝争いに加わりたい」と表情を引き締める。

 さらに今年の目標を「大関より1つ上の番付を目指したい」と力強い。1日遅れの「初日」となったが一気に勢いがつきそうだ。

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2021年1月12日のニュース