三浦桃香 男子ツアー初挑戦で102位出遅れ 予選通過ラインへ3打差「集中力を切らさずに」

[ 2020年9月16日 20:45 ]

Ameba TVツアーに出場した三浦桃香(JGTO提供)
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 男子ゴルフ下部ツアーのAbemaTVツアー開幕戦「PGMチャレンジ2」は16日、千葉県のPGM総成GC(6738ヤード、パー70)で第1ラウンドが行われ、初出場した女子の三浦桃香(21=アウトソーシング)は3バーディー、4ボギーの1オーバー71で102位と出遅れた。予選通過ラインには3打差。同じく初出場の幡野夏生(23=フリー)は73で128位。64で回った北村晃一(35=ダック技建)ら3選手が首位に並んだ。

 男子ツアー初出場。黄金世代の三浦は「体が浮いている感じ」と緊張のスタートだった。それでも、終盤で盛り返して71。「40点くらいだけど、上がり3ホールで2つ伸ばせたのは凄い良かった。集中力を切らさずに、しのぎのゴルフですね」と振り返った。

 503ヤードのパー4という女子ツアーにはない長い15番でボギーをたたくなど、一時は3オーバーまでスコアを落とした。だが、このままでは終わらない。続く、16番パー4では2打目をピン右30センチに寄せてお先バーディー。最終18番パー4でも、2打目をピン右2・5メートルにつけバーディーで締めた。

 昨年11月のプロテストで3年連続の不合格となって以来の試合。過去には宮里美香、横峯さくらら実績のある選手が今ツアーに出場しているが、予選を突破した女子選手はいない。「パー70ですけど、長い2つのミドルはパー5だと思っているので自分はパー72のトーナメントと思うようにしています。明日は6アンダーで回ることを目標にして、結果的に4アンダーで回れればいいな」。カットラインまでは3打。女子初の決勝進出を目指す。

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2020年9月16日のニュース