エディーから“無茶ぶり” その時SH流大の選択は…オンライントークで秘話

[ 2020年7月30日 21:05 ]

オンライントークを行う山田章仁(左)と流大
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 ラグビー元日本代表のWTB山田章仁(35=NTTコム)が司会進行を務めるオンライントークが30日夜に開催され、昨年のW杯代表で全5試合に先発したSH流大(27=サントリー)がゲスト参加。今回のテーマである「監督」などを中心に1時間、さまざまな話題について語り合った。

 山田の要望に応える形で流が語った「監督」は、ジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチ(HC、50)、エディー・ジョーンズ前日本代表HC(60)、そして帝京大時代の恩師である岩出雅之監督(62)の3人だ。帝京大時代、ジョーンズ前HCから通訳を通じて「大学の試合でキックを蹴るな。パスとランが見たい」と要望されたものの、直後の試合で約10本のキックを記録。するとその後、鬼軍曹ぶりで知られたエディーから雷を落とされたというエピソードを紹介。流は「大学の戦術として(蹴らないのは)無理だった」と話すと、山田も「選手は代表監督にアピールしないといけないが、所属チームに求められるプレーもしないといけない」とフォローした。

 高校、大学、サントリー、さらにはサンウルブズや日本代表でも主将経験がある流。その時々の監督やチームメートから信頼を集めた秘けつを問われると、「自分で言うのも何だが、素直な意見をチームメートに伝えられる点はいろんな監督に評価されている。嫌われること、嫌がられることを言わないといけないが、躊躇(ちゅうちょ)なく言えることが評価されていると思う」と自己分析した。山田も流の主将ぶりに「100点です」と評価した。

 3年後の2023年フランスW杯出場にも意欲を示した流。「まずは国内で結果を残して高いパフォーマンスをすることが目標。(今年の)テストマッチ開催は不確定だが、今できる準備、できることをしっかりやっている」と話した。

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2020年7月30日のニュース