テニス非公式大会開幕 寄付金で運営費や賞金調達 日比野ら国内有力選手参加

[ 2020年7月2日 05:30 ]

女子の日比野ら国内有力選手が参加
Photo By 共同

 新型コロナウイルスの影響でテニスのツアーの中断が続く中、運営費や賞金をクラウドファンディングによる寄付で賄う非公式大会が1日、兵庫県三木市のブルボンビーンズドームで男子のダニエル太郎(エイブル)や女子の加藤未唯(ザイマックス)日比野菜緒(ブラス)ら国内の有力選手が参加して開幕した。

 「BEAT COVID―19オープン」との名称で、無観客で3日まで開催される大会にはこれまでのクラウドファンディングで目標額の6割相当の約960万円が集まったという。大会の運営委員長を務めた国別対抗戦デビス杯の元日本代表監督、竹内映二氏は「プロ選手をどう支えるか問題は山積している。目標を失った選手の背中を押すことが大事」と意義を語った。

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2020年7月2日のニュース