柔道リオ五輪王者バシレ「落ち着きこそが強さの美徳」精神力でコロナに対峙

リオ五輪で金メダルを獲得したバシレ
Photo By スポニチ

　柔道男子66キロ級の16年リオ五輪王者で、東京五輪では73キロ級で2大会連続金メダルを目指すイタリアのファビオ・バシレ（25）が5日、競技で学んだ精神力で新型コロナウイルスに打ち勝つ姿勢を示した。

　母国が深刻な被害を受ける中で「柔道で学んだ忍耐が必要。落ち着きこそが強さの美徳」と指摘。通常は空手など他競技も含めて約100人が使用するローマの施設で孤独な練習を続けている。東京五輪の1年延期にも動じることなく「20年に一番の選手は21年も一番。問題ない」と自信を見せた。