セリーナ 全米100勝で4強「ここまで到達できるなんて」今大会最短44分で決着

[ 2019年9月5日 05:30 ]

テニス 全米オープン第9日 ( 2019年9月3日    ニューヨーク、ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

女子シングルス準々決勝でポイントを奪いガッツポーズするセリーナ・ウィリアムズ
Photo By 共同

 男女シングルス準々決勝が行われ、4大大会23回優勝の第8シード、セリーナ・ウィリアムズ(37=米国)が6-1、6-0で全米通算100勝を達成して4強入りした。男子はダニル・メドベージェフ(23=ロシア)が4大大会で初めて準決勝に進出。第3シードのロジャー・フェデラー(38=スイス)はグリゴル・ディミトロフ(28=ブルガリア)に敗れた。

 S・ウィリアムズは今季の全仏覇者、バーティ(オーストラリア)を4回戦で破った王薔(ワンチャン)(中国)に圧勝。6―1、6―0と1ゲームしか落とさず、今大会最短の44分で料理した。
 完璧に近い内容で通算100勝をマークした37歳は「最初の勝利?覚えていないわ。16歳の時に初出場して、ここまで到達できるなんて思っていなかった」と感慨深げ。クリス・エバート(米国)が持つ最多記録まではあと1勝に迫った。

 決勝進出を懸けて戦うスビトリナ(ウクライナ)には4勝1敗も、直近のリオデジャネイロ五輪で敗れている。「彼女はファイター。たくさんのボールを返してミスをしない。私もうまくプレーしないと」と警戒を強めた。

続きを表示

2019年9月5日のニュース